宗派 新義真言宗智山派
本尊仏 聖観世音菩薩 虚空蔵菩薩 不動明王 威徳明王
境内地面積 三〇〇〇坪
建造物 本堂 庫裡 山門
所属仏堂 天神宮
沿革
大治五年(一一三〇)六月、真雅上人の創立とも、嘉吉二年(一四四二)天性僧都の開基とも伝えられている。明治四年十一月火災に逢い、建造物、什宝、古記録類ことごとく焼失し、翌明治五年一月起工、同年十月に建築落成した。福原金剛寿院の末寺である。
昭和五年村内発行の郷土誌には、旧寺領十石、山林三町歩、水田一町五反歩と記されている。
天神宮は威徳院の所属で、他に富士権現、八幡様も管理していたもので三社一寺の形態であった。
天神様の祀ってある場所を天神台と言い、昔は、毎年旧暦二月十五日に祭礼を行ない、草相撲が奉納された。当日は出店が並び、子供達は紙に文字を書いて、境内の梅の木にさげ、文字の上達を祈った。
歴代住職名
記録焼失により詳細不明なるも大正十三年九月の記録によれば、開基天性僧都より現住職高橋法仙に至る三十八世にして………とある。
………教洪(宝暦六年没) 教智(宝暦十三年没) 義貞(嘉永元年没) 天真(元文四年没) 大幡(明治十一年没) 高橋法仙(大正十一年没)=三八世=青竜寺介石 長岡泰祐 青竜寺介石 青竜寺芳秀=現住職
霊牛山威徳院極楽寺(湯津上)
天神宮(西之根)
富士神社(西之根)