目次
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第三編 文化
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第四章 民俗
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第二節 衣・食・住
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2 食生活
調味料
469 ~ 470
調味料といっても二十年位前までは、塩・醤油・味噌・砂糖・油程度のもので、味噌・醤油・油は、ほとんどの農家で自家製造したものを用いた。
味噌炊(みそた)きは、年のくれと初午のころであるが、「炊きたての味噌はたべるな」といわれ、三年味噌が最高とされた。
油は、菜種(なたね)油やジュウネ(荏)油が自家製造されたが、料理に使用したのはわずかであった。塩はカマスで購入使用され、砂糖は黒砂糖・玉砂糖を用いた。