目次
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第三編 文化
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第四章 民俗
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第四節 村と家
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2 家の生活
相続
487 ~ 487
明治の初期までは長子相続もみられ、長女が婿をとって相続する例もあったが、それ以後は普通長男が相続するようになった。相続はこて調べしてから初めてしたともいわれ、村付き合い、家計のきりもり、不動産と譲って行くのが順序であったという。しかし、多くの家では隠居屋もだせず、死んだ時に譲る死に譲りが一般であった。