天王様

492 ~ 492
八坂神社の祭礼で、ほぼ大字単位に行なわれているが、祭りの日どりは各字によって異なる。
 お祭りには小字から二名ずつの世話人が出て、その中からさらに代表世話人が選ばれて進行を助ける。
 本祭りの前日は字の中心部に作った御仮屋に神輿を移し準備をする。本祭りの日ともなると、荷車を利用した山車(だし)やお囃子(はやし)で賑わった。この日、家々では仕事を休み御馳走を作って祝う。翌日、神輿を神社に戻して後片付けをする。
 ○各大字の天王様の日どり(現在は新暦で行なわれている)
  湯津上 六月七日
  蛭田  六月十五日
  佐良土 六月二十一日
  片府田 六月七日
  村内の神仏信仰

天王様の御仮屋(佐良土)