また、笠石神社では子供の虫切りに効験ありとして参拝者がたえない(昔から幼児が夜泣きをしたり、カンを起したりすると、その原因はすべてカンの虫だとして、虫切りを神仏に祈願したのである。ここでは、神官が虫切りを願う子供のはだ着を、お守り札、お椀とともに三宝にのせて祈とうし、そのはだ着をつけ、このお椀でごはんを食べるとどんな強い虫でも必ず落ちるという。)
発見当時は、たたりのある石と恐れられた国造の碑も、こうして村人の安全祈願のために祀られるようになったことは非常に興味深い。
絵馬 農家では馬の無病息災を祈ってうまやの入口に絵馬を飾った
笠石神社 子供のカンの虫が治ると腹掛けやお碗を奉納しお礼まいりをする