○種まきを卯の日にしない
※家の中に「うなる」ようなことがおきるから
○野菜の種まきを子・丑の日にしない
○丑・寅年生まれの人はウナギを食べない
※ウナギは丑寅生まれの守り本尊虚空蔵様の使いだから
○丑年生まれの人は四ツ足を食べない
○三日餅はつかない
○正月三が日は座敷を掃除しない
○正月三日までは蔵の戸を開けない
○猫を葬式に近ずけない(死人)
○正月十四日までモチはつかない(上蛭田のほぼ全戸)
※昔正月用の餅をついて火事になったことがあるから
○五月節句に馬鍬おろしをしない(村全体)
家例
○キュウリを作らない
○ナスを作らない
○サトイモを作らない
○カンピョウを作らない
○ゴボウを作らない
○ショウガを作らない
○ゴマを作らない
○正月には四つ足を食べない
○正月用の餅をついた臼を洗わない
○正月七日まで小豆を煮ない
○正月三が日はイロリに足を入れない
○五月の節句に柏餅をつくらない
※昔、一家に病気が絶えなかったとき願をかけた
○五月の節句に幟を立てない
○猫を飼わない
○エントツをつけない
○モウソウ竹を植えない
○七草雑炊の日に白菜の葉を一枚ご飯の上にのせて食べる
○田植えの初日は風呂に入らない
○正月三が日はうどんを食べる
○正月三が日は赤飯を食べる
○大晦日にイモを食べる
※昔、大晦日に返す約束で金を貸したが返してくれず、イモを食べてうえをしのいだ
○正月の供え餅に小豆を入れる
○門松にうどんをかける