目次
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第三編 文化
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第四章 民俗
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第七節 人の一生
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1 誕生から成人まで
おびやあき祝い
509 ~ 509
出産した婦人は、二十一日目を区切りに普段の生活に戻る。この日をおびやあき、または床上(とこあ)げと称し、嫁の実家の人達や近所の人を招いて赤飯をたいて祝った。この頃から嫁は働きだすのであるが、一か月ぐらいは家内のかたずけ程度のものであった。