目次
/
第三編 文化
/
第四章 民俗
/
第七節 人の一生
/
1 誕生から成人まで
十三詣(まい)り
510 ~ 510
七五三(しちごさん)の祝いは昭和三十年以降急に一般へと普及したもので、その頃までは村全域にわたり、ほとんどされていなかった行事である。そのかわりに、十三詣りと称して、男女とも一三歳(数え年)になると厄落としのため茨城県東海村の村松の虚空蔵様に参詣する風習があった。