目次
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第三編 文化
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第四章 民俗
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第八節 年中行事
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1 正月の準備
注連繩(しめなわ)
517 ~ 517
各家では注連繩をつくって、神棚・玄関・炊事場・風呂場・便所・蔵・納屋などにしめ飾りをした。
注連繩の形は家によって相違がある。しめ繩を作る場合は、新しい藁を使用し、打ちたたいたりはせずに藁を水につけてやわらかくする。特におかま様に飾るものは、藁を三二本だけ使って細くよりあげてつくる。神棚に飾るものには、めでたいものの型紙やキリサゲを作って下げたり、藁を繰り出したものなどがある。