日が暮れると子供達が各部落ごとに一団となり、藁を束ねて作ったボウジボウ(豊年棒(ほうねんぼう))で地面をたたき、「大麦あたれ、小麦あたれ、三角畑のソバあたれ」と歌いながら各家々をまわってあるく。
ボウジボウ(豊年棒)
豊年棒は中に里芋の茎やミョウガの茎を入れると音がよくなるといわれる。また、この行事が終ると柿の木にさげておかれた。なお、豊年棒の唄は地区によって多少異なる。
例
△「豊年棒/\、大麦あたれ、小麦あたれ、三角たってソバあたれ」
△「ぼうじぼっくり山芋、煮いても焼いてもくいきれぬ、大麦あたれ、小麦あたれ、三角ばったのソバあたれ」