(1) 昭和四十一年度に酪農振興法に基づき、酪農家の生産性を高めるため、湯津上村酪農近代化計画を樹立し、現在に至る。昭和三十五年度二六三頭であった乳牛を昭和五十年度で二、一〇〇頭まで伸長しているが、昭和五十五年度を目標に二、五〇〇頭にしたい。
(2) 昭和四十三年から県営巻川ほ場整備事業を実施し、湯津上村地内は昭和四十七年度中に受益面積二〇〇ヘクタールの事業を終了した。又巻川を改修して常習水害を防止し、大型ほ場(三〇アール)を造成し、農作業の機械化を促進し、道路網の整備により通作を便利にした。
(3) 昭和五十年度及び昭和五十一年度二カ年間で、農業振興地域整備総合対策事業の指定を受け、農業近代化施設整備事業(育苗施設・集出荷施設・乾燥施設)農村生活環境整備事業(生活センター)の実施をする。
(4) 昭和四十五年度から西部地区に繁殖牛団地として、傘松支所中心に一〇〇頭を導入し、昭和四十六年度においても五〇頭を導入し、団地育成を図ってきたが、今後は昭和五十五年を目標に三〇〇頭に推進したい。
(5) 昭和四十八年に指定を受け、昭和四十九年度から八カ年計画で四二〇ヘクタールの県営ほ場整備事業(蛭畑地区)の実施推進を図る。
(6) 昭和四十九年に指定を受け、昭和五十年度から四カ年計画で一六〇ヘクタールの県営ほ場整備事業(片府田地区)の実施推進を図る。
(7) 昭和四十六年に指定を受け、昭和四十七年度から八カ年計画で三八〇ヘクタールの県営ほ場整備事業(湯津上東堀地区)の実施推進を図る。
(8) 昭和四十七年に指定を受け、昭和四十八年度から昭和五十二年までに延長一、三五六メートル、幅員六・〇メートルの道路(大規模農道四号支線)及び五十一年から昭和五十五年までに三、八〇〇メートル、幅員六・〇メートルの農業用道路建設事業を推進実施する。
(9) 昭和四十八年に指定を受け、昭和四十九年から昭和五十二年までに延長三、六〇〇メートル、幅員六・〇メートルの道路(大規模農道五号支線)の建設事業を実施推進する。
(10) 昭和四十九年度に本村東部地区に果樹広域濃密団地の指定を受け、昭和五十五年目標に作付面積七〇ヘクタール梨園を設定、出荷量二、〇〇〇トンを目標に推進実施中である。
(11) 昭和五十二年に指定、昭和五十三年から昭和五十六年までに本村西部地区に第二次農業構造改善事業を推進実施する。
(12) 昭和五十三年に指定、昭和五十四年から昭和五十七年までに本村東部地区に第三次農業構造改善事業を推進実施する。
(13) 昭和三十八年から昭和五十年まで事業計画推進、昭和五十一年度から昭和五十四年度までに三二〇ヘクタールの国営那須野が原総合開拓パイロット事業を実施する。