(2) 農用地等の状況

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 農用地等の面積は、各調査年度ごとに増加してきたが、昭和四十六年~四十八年までの経済の激変により、当村の農用地利用にも大きな変化が見られた。畑の大幅な減少、果樹園地の増大、耕地の減少は、今後の当村農業形態を大きく変える要因であると思われる。地目別構成から見ると、水田八二・四%、畑一〇・九%、樹園地四%で水田率が高く、水稲単作農家がまだまだ多い。農用地の現状は、中央台地から東部は那珂川、西南部は箒川に対し、ゆるい傾斜をしており、水路も、それに従って造られている。経営農地は現在一戸当り一・八ヘクタール、団地数八~一〇団地であるが、計画終了の段階では二~三団地にしたい。(表五~表六参照)
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表―5 農用地等面積の推移
耕地採草放牧地混牧林地合計
樹園地
果樹園茶園桑園
昭和35年1,0315415381,5803.71,617
昭和40年1,1914485381,6471,647
昭和45年1,4453245381,777491,826
昭和50年1,4421924431751,709401,749
昭和51年1,4481894431751,712401,752
(農林センサス)

表―6 農地の権利移動
傾斜1/300未満1/300~1/1001/100以上
団地の大きさ200ha以上200~100100ha未満200ha以上200~100100ha未満100ha以上200~100100ha未満
実数(ha)21,5021,054
比率(%)0.199.9100