目次
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第五編 産業経済
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第五章 農業団体
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第一節 産業組合の変遷
4 保証責任傘松信用購買販売利用組合の解散
816 ~ 816
昭和十六年十二月八日日本軍はハワイを空襲し、米・英に宣戦を布告した。
昭和十九年二月二十三日産業団体法により、組合長阿久津用蔵・専務理事菊地啓重を最後として五〇年の歴史を有する傘松産業組合は、湯津上村農業会設立のため発展的解散をした。一市町村一農業会の方針により、従来加入していた旧金田村(大田原市)鹿畑・倉骨・折橋地区の組合員は分離脱退となり、金田村農業会に加入した。かくて農業団体も、戦時体制に組織されて行った。