戦時中に統合された青少年団・婦人会の組織は、終戦とともに解散したが、その後新しく地域的に結成の動きが活発となり、それぞれの組織化を経て、全県的にまた全国的な連絡団体も結成されるに至った。ただ、地方農山村の最近の青年団活動は、往年に比して一般に低調のようにみえる。これは、高度成長による過疎化の現象とか、就学通勤などによる青年人口の減少、社会的意識の変化など種々の要因も考えられるが、社会教育における青年教育の重要性に鑑み、検討を要する問題であろう。
戦後新しく誕生した社会教育関係諸団体としては、つぎのようなものがある。
各学校P・T・A及びその連絡協議会
子ども会育成会とその連絡協議会
老人会
スポーツ少年団