エ 交通通信体系の整備

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 生活及び経済両面において交通通信体系の整備は、最も重要であり、特に道路網の整備、本村振興計画の最重点施策としてその充実を図るものである。
 交通網は、現在の三国県道に併せて、大規模農道二支線の新設、更に幹線村道の整備により、県北の産業及び経済の中心地である大田原市、黒磯市と直結し、本村の産業の振興と経済の発展の促進を図る。
 当面は、広域農道四号及び五号支線の早期開通と県道蛭田~喜連川線全面改良及び箒川架橋の促進、更に同線の黒羽町までへの延長を実現するとともに那珂川にも架橋実現に全力を尽す。又、国道二九四号線の安全施設の整備改良について尽力する。
 村道は、基礎集落を結ぶ幹線村道の完全改良と舗装を重点に実施し、住民の交通を至便にする。それとともにこれらの道路は交通量が増加の一途にあり今後もなお一層この状態は続くものと予想されるので、交通安全対策も充分考慮し、強力に推進しなければならない。
 通信体系については、昭和五十一年三月に公社電話湯津上局が自動化とともに開局し村内の公社電話の普及率は約九五%に達し、通信体系は万全なものとなった。