ア 現況と課題

943 ~ 943
 本村の地形は標高一六〇メートル~二二〇メートルの高低差で中央丘陵部と平坦部に分かれ、丘陵部は農業用水はもちろん、生活用水さえ不足し農業はもちろん産業の振興の阻害要因となっている。平坦部は大半が水田で那珂川、箒川及び蛇尾川など、比較的水量の豊富な河川が近くにありながら、一部地区を除き農業用水が不足するなど豊かな水資源が充分活用されていない。生活用水は各戸の井戸により給水しているが、年々地下水位が低下し不足がちで水質も悪化し、飲料水として不適な井戸が増加している。
 さらに、品川台工業団地についても工業用水は地下水を予定しているが不足することが予想され、今後、水資源の開発とその効率的な活用が本村の大きな課題である。