コミュニティ基盤の整備と各種公共施設の整備を図るため、現在の各部落内にある班制度は一〇戸~二〇戸の単位で地域ごとに比較的まとまりのある近隣社会として、行政との連絡関係、祭礼の運営、その他について円滑な活動を進めているが、必ずしも一家族内の全員が参加できる柔軟性を備えておらず、スポーツ大会、芸術展、文化活動、交通安全、防犯活動などを通じ連帯感、協調関係、役割づけ等の発育を促す。また、村全体を一つのコミュニティと考え、プール、体育館、運動場、図書館、集会所、遊園地、青少年の学習の場、その他の社会教育施設を整備して村民に開放しその場を利用して、手芸サークル、絵画クラブ、囲碁クラブ、音楽サークル、ボーイスカウト等の各種サークルの芽生えに資するよう、財政的援助も含めて施策を講ずる。