今後の農産物の需用に応ずるには主産地を形成し銘柄を生み出さなければならない。そのため品種統一、販売体制の強化、或る程度の量産体型をとること。なお農協を中心に集荷業者とも共同して組織化を積極的に進める。
b 本村の酪農及び肉牛については一応定着したようである。養豚については二見牧場、日清畜産の両大手が進出指導を受けたため飛躍的に品質改良が行なわれ、市場においても従来より有利に販売しているので、これを基礎になお向上を図りたい。又、これから発生する公害については、悪臭、水質汚濁等の防止を最少限にとどめるための施策を講ずる必要がある。