ア 現況と課題

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 行政の目的は、住民が豊かで健康的な生活を営なむことのできる行政措置を講じ、平等にそれを享受できるものでなければならない。つまり住民が主役であり、行政機関はその補助役でなければならない。
 年々行政需用が増大するとともに財政需用も増加の一途にある。これに対処し得る体制の整備は急務であり、住民サービスを主体とし事務能率の向上、経費の節減などによる行政水準の向上のために行政機構は六課一室二委員会により管理しているものの、旧態依然の内容であり、事務処理組織の改善と近代化の必要性に迫られている。
 特に住民と直結する窓口事務は各課それぞれに行なわれており、住民に非常な不便を来しており、窓口事務の集中一元化など、改善を図るとともに窓口事務担当職員をはじめ職員を積極的に研修に参加させ教育に努める必要がある。しかし、職員の事務配分、事務量等の関係で思うように参加できない現状にある。