西園寺公望書簡(公一と不二男就職の件など)

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公一と不二男両人就職の義御同慶也此上ハ両人の腕次第なり父なり祖父なりと雖も如何ともする能はず
一月分手当ハ忘却候仍而別紙小切手さしいだし候一月分と本月分と〆七百円也
われ事胃の工合あしく困却候処一昨日勝沼来診心配なしとの事也血圧高くなりし由云々決て御心配御無用ニ候
   二月五日 父より
  八郎殿へ