立命館大学図書館/加藤周一文庫デジタルアーカイブ

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日本美術史

加藤によって「日本美術史」と名づけられたノートである。しかし、体系的というよりは、日本美術史にかかわる各論的ノートを集めたファイルというべきだろう。「浮世絵 春画」「折口信夫」「陶器(中村稔詩集)」「三保神社 青柴垣神事」といった項目が見られる。一方、後半には「美術を通した日本文化」「日本美術史序説のために」といった刻目が見られ、加藤が目指していた『日本美術史序説』を書くための準備であったかもしれない。また、「時間と空間」に関するノートも見られ、これらは『日本文化における時間と空間』(岩波書店、2007年)のためのノートであっただろう。

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