立命館大学図書館/加藤周一文庫デジタルアーカイブ
日独近代
「大正デモクラシー」に関するファイルと同じように、日本とドイツに共通する「急速な近代化」を比較する視点が確認できる。さらには中国の資本主義の問題にも視点を伸ばす。そして「追いつき過程の構造について」という標題を持つノートも含まれる。これは同名論文(筑摩書房『展望』1971年9月号掲載、著作集第7巻、自選集第4巻所収)を執筆するためのノートだと推測される。このファイルに収められる大半のノートは、1970、1971年ごろに採られたに違いない。すなわち加藤がベルリン自由大学に赴任した直後にあたる。ドイツの近代化と日本の近代化を比較することに関心が向いていたと知れる。一部のノートは、1940年代、50年代に採られたと思われる。
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