解題・説明
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本ノートには、明治から昭和初期にいたる時代の文学とその歴史的背景について記されている。「Christianity」「社会主義文学」「Western Influence」「日本自然主義文学」「白樺」「Modernization」「新感覚派」「日本浪漫派」「日本の芝居」など概観的な表題が多い。使用言語は日本語と英語であるが、英語が大半を占めている。このような使用言語、それに加えてノートの材質から判断するに、このノートが採られた時期は1960年代、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学時代だと判断できる。内容的には《Japanese Intellectual History (MODERN) Vb》と対になるノートであり、『日本文学史序説』の母体となったノートである。
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