きさらぎ とをかあまり三日

なにゆゑと君なとがめそ堪えてなほ世のさびしみにかく泣かるゝを
などてかく思ひはずまね雲しろく日ざしやはらにうめほころぶを
玻璃戸透きて空朝焼けに鳥渡る髙きしらべも生(あ)れ耒(こ)ずやこの日