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初期の手作り歌集
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『12 ひとり生きたし 歌の集』
旅のうたより
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悠久のながれの底に吾一人沈むごとしも夜の海鳴る
宵あさき新京極の雑沓にまぎれ入りつゝかなしかりけり
何時しかに夜は更けぬらし三條の小橋の大路ひそかになりぬ