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初期の手作り歌集
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『17 歌集 春のゆき』
惜春賦
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岩山に山吹の花咲きなだれこの頃吾の疲れやすしも
雪と雰るはなの下みちはてしなく歩みてゆかなきみのこひしさ
甲斐なかる人をたのみて待ちわびしたそがれのみち花ふりしきる
花のふるたそがれのみちしづけくてわれのほのほの青くもえつゝ
二一・四・二六