疲れ

疲れてはもつるゝ思ひのやりどなく窓明けて見つ夜の星空を
夜々光る蒼き星らもいつの世か疲れてこゞる日もあるらんか
夫(つま)と吾と古きなげきは捨つべしとこゝに住みかへて楽しまんとす