目次
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日々の手記/和歌/鄙の秋・春紀行
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和歌(NOTEBOOK)
★ 愛しき人を大陸に送れりと友の言ふを聞きて
旅立ちし昨夜の君の言の葉を涙まじりに友は語りぬ
かくの如と悲しき人を後にして旅立ちし人の心知られず
一度征き歸るはいつぞと語りつゝいつしか友の瞳うるめり
大陸の讃への歌に送られて君征きませ志夜を忘れず
歸り耒ぬ思ひと君の生くる夜なりたゞひそけさに血潮鳴りつゝ