尾の太き人込みを店先のもつと身を樅の木をバスを待つ崖下に妹の散りがたの縫ひものを彷徨ひて若き日のかの里の留守の間に庭深くきれぎれの棘を持つ小さくて借り得たる仏像を帆ばかりの胴体を謎一つわれの持つ夕刊に大きさのもの縫ひて人は人と四つ割りに吊り革の
『短歌現代』(短歌新聞社 1977.1) 第1巻4号 p.103
『短歌現代』(短歌新聞社 1977.1) 第1巻4号 p.103
『短歌現代』(短歌新聞社 1977.1) 第1巻4号 p.104
『短歌現代』(短歌新聞社 1977.1) 第1巻4号 p.104
『短歌現代』(短歌新聞社 1977.1) 第1巻4号 p.104
『短歌現代』(短歌新聞社 1977.1) 第1巻4号 p.105
『短歌現代』(短歌新聞社 1977.1) 第1巻4号 p.105
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『短歌現代』(短歌新聞社 1977.1) 第1巻4号 p.105