うす雪の雪のあとの登庁の一度にてB4の狐ほどにやめてゆく二十歳にて追ひ詰められしいとまいとまに目つぶしをユリア樹脂のゆく末に流氷の道々にうたかたのくらがりに生活のしろじろとみひらかば生きをれば縛られつつ余すなく野の空の大仰な三枚の定期券など有楽町へ立ちどまり青銅のあやとりを湯のたぎる沿線に
『短歌現代』(短歌新聞社 1982.6) 第6巻6号 p.28
『短歌現代』(短歌新聞社 1982.6) 第6巻6号 p.29
『短歌現代』(短歌新聞社 1982.6) 第6巻6号 p.30
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『短歌現代』(短歌新聞社 1982.6) 第6巻6号 p.31
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『短歌現代』(短歌新聞社 1982.6) 第6巻6号 p.32
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『短歌現代』(短歌新聞社 1982.6) 第6巻6号 p.32
『短歌現代』(短歌新聞社 1982.6) 第6巻6号 p.33
『短歌現代』(短歌新聞社 1982.6) 第6巻6号 p.33
『短歌現代』(短歌新聞社 1982.6) 第6巻6号 p.33