夕映えの村の名と街灯のくらがりに夜の更けて留守の日は奈良の秋近々と五分後にサンダルは目の前に寝入りたる病みあとの信号の遠くゆく干し草の芝焼くを光れるは前の世を信ずるは羽根の紋木下闇を消しゴムが月出でてころがりて
『短歌現代』(短歌新聞社 1985.1) 第9巻1号 p.12
『短歌現代』(短歌新聞社 1985.1) 第9巻1号 p.13
『短歌現代』(短歌新聞社 1985.1) 第9巻1号 p.13
『短歌現代』(短歌新聞社 1985.1) 第9巻1号 p.14
『短歌現代』(短歌新聞社 1985.1) 第9巻1号 p.14
『短歌現代』(短歌新聞社 1985.1) 第9巻1号 p.14
『短歌現代』(短歌新聞社 1985.1) 第9巻1号 p.14
『短歌現代』(短歌新聞社 1985.1) 第9巻1号 p.15
『短歌現代』(短歌新聞社 1985.1) 第9巻1号 p.15