ビューア該当ページ
目次
/
第一編 人物誌
/
第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(一九六)奧村邦具
341 ~ 342 / 897ページ
【堺の數學者】【算法演段拾遺】
奧村邦具
は堺の人、三介と稱した。數學に長じて硏鑽工夫を積むこと多年、師授以外自己獨創の見があつた。寬延三年算法演段拾遺一卷を著した。(算法演段拾遺、大日本數學史)蓋し平方式より五乘演式に至るもので、算法拾遺の一である。(大日本數學史)