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第一編 人物誌
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第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(二六五)山脇元義
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【家系】
山脇元義
は其祖先新田義貞に出でたと云はれてゐる。卽ち義貞の四男貞乙、延元年中母家大和宇智郡御山村山脇邸に出生し、依つて山脇氏を稱した。【堺に移住す】爾來子孫連綿、二十五世を義茂といひ、四男元義は四郞五郞と稱し、延寶年中堺に移住した。茜屋と稱して商業に從事し、大に産を興こし、能く之を子孫に貽した。【墓所】享保三年歿し、
幸德寺
に葬つた。(墓表)