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第一編 人物誌
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第四章 整頓期(明治維新以後)
(二三)眞枝儀一郞
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眞枝儀一郞
幼名は秀松、後儀助と改め、更らに儀一郞と稱した。【俳丸】本姓は宮崎氏、俳諧を好んで
魚丸
の雅號がある。十四歳父を喪ひ、母に事へて至孝、【斗々屋に仕ふ】又夙に
戎島
元戎町の米問屋斗々屋(眞木氏)に仕へて忠勤し、主人早世の後幼主に仕へて渝らず、別居の後、通勤猶怠ることなく、事官廳に聞こえ、明治元年十二月孝順を以て、【表彰】同四年主家に忠誠の故を以て善行を表彰せられた。(表彰狀)十五年四月十五日享年五十九歳を以て歿した。(碑文)【墓所】市之町西四丁
一光庵
に墓碑がある。