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(四)本傳寺

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 本傳寺壽量山と號し、【位置】新在家町東二丁字石塔側にあり、日蓮正宗大石寺末、寺格八等、【沿革】白蓮阿闍梨日興の開創である。もと目口寺町玉圓寺住本寺との間に在つたが、元和罹災の後復興に艱み、漸く、寬文二年八月、中興雲海院日乘之を現在の箇所に引地再建した。(明治三十五年寺院提出書類)【本尊】本尊十界互具大曼荼羅。(本傳寺調査書)【堂宇】本堂、書院、納家、長屋門あり、境内三百十坪を有つてゐる。(社寺明細帳)