第四編 近代

凡例
  • この総目次は、堺市史続編第1~5巻の編・章・節・項のほか、9ポイントゴチックの見出しを全部掲げた。
  • 史料編(第4・5巻)の年月日のみ便宜により洋数字とした。
  • イタリックは巻末よりのページ数を示す。
  • 写真・図・表については、各巻末に掲載した目次を参照されたい。

 
第一章 明治維新と堺県の設置   1171
 
 第一節 堺県と行政制度の変革   1172
1 廃藩置県まで   1172
 戊辰の動乱…1172
 大坂裁判所…1175
 堺県の設置…1177
 関宿藩領の上地…1178
 中下太夫領・寺社領の上地…1180
 田安・一橋藩の上地…1182
 廃藩置県…1183
 館林藩との金銭決済…1184
 伯太藩の口入金決済…1185
 士族帰農…1187
2 堺県の地方制度   1188
 維新当初の村組合…1188
 郡中取締と村惣代…1190
 区制の施行…1191
 区制下の正副区長…1192
 区制下の戸長…1193
 百姓惣代と小前惣代…1194
 高田村の村方騒動…1195
 大区小区制の成立…1196
 大小区制下の区戸長…1198
 区内会議…1200
 百姓惣代と伍組…1201
 大小区制の改正…1203
 村総代…1204
 三新法期の聯合村…1205
 聯合村の戸長と村総代…1208
 地方民会…1209
 堺県の廃県…1210

 
 第二節 県政の動向   1211
1 小河知事の諸施策   1211
 知事演達…1211
 明治二年の大凶作…1213
 官録献納…1214
 難渋民救助…1215
 明治池の築造…1218
 淀・枚方宿の助郷…1220
 見野山の庄屋不帰依…1223
 浜寺松林の保存…1223
2 狭山池用水掛りの管理   1224
 慣行と規則の改編…1224
 分水の拡大…1227
 太満池・湘賀池…1228

 
第二章 維新政府の諸施策と村方の対応   1229
 
 第一節 農民生活と営業の発展   1230
1 戸籍と通婚圏   1230
 宗門改めから戸籍へ…1230
 戸籍帳にみえる出入作…1232
 壬申戸籍の編制…1235
 明治初期の通婚圏…1236
 脱走人と寄留者…1236
2 農村商工業の展開   1237
 農村の糸稼ぎ…1237
 明治初期の石津晒…1238
 農村内の小商工業…1241
 人力車営業の普及…1244

 
 第二節 徴兵令と学制の制定   1245
1 徴兵と家族制度   1245
 徴兵規則と徴兵忌避…1245
 徴兵令と免役者…1246
 徴兵令の強化…1248
2 草創期の学制と村方の負担   1248
 郷学校の創設…1248
 県学と郷学校の運営…1250
 日置荘啓蒙学館…1251
 草創期の学校の維持…1252
 学区の制定…1254
 学区取締と小学世話掛…1255
 学校費の調達と運用…1256
 河内国第一大区三小区の学校一覧…1258
 伸び悩む就学率…1259
 教師と医師の養成…1260

 
 第三節 地租改正と初期の村財政   1261
1 壬申地券から地租改正へ   1261
 維新直後の貢租…1261
 旧関宿藩領の年貢…1262
 旧天領・田安家領の年貢…1263
 旧小出氏知行地の年貢…1264
 その他の旧領地の年貢…1264
 区長の年貢管掌…1266
 壬申地券…1267
 地租改正の演達と反別大量…1269
 地価と収穫量の査定…1271
 増租への不満…1274
 山林原野の地租改正…1277
2 明治初期の村財政   1278
 維新直後の村入用…1278
 区制・大小区制下の民費…1278
 三新法期の地方財政…1280
 警察・消防・郵便の整備…1283

 
第三章 大阪府管下時代と農村の変貌   1285
 
 第一節 大阪府への編入と教育令の公布   1286
1 大阪府下の地方行財政   1286
 毎村戸長制…1286
 村会開設と村民集会…1288
 聯合村会…1290
 両郡聯合村会…1290
 府会議員の選出…1292
 聯合戸長制…1294
 聯合戸長役場時代の村会・聯合村会…1297
 水利土功会と狭山池改修…1298
 地方税と協議費…1299
 明治一七年の地方財政改革…1301
 備荒儲蓄金…1304
2 教育令下の学校教育   1306
 教育令の公布…1306
 学区改正…1309
 教育令の改正…1312

 
 第二節 農業と農村の変化   1314
1 綿作の衰退と農村工業の変貌   1314
 田方綿作の衰退…1314
 大鳥郡における綿作の衰退…1315
 明治一〇年代の農業統計…1318
 明治一〇年代後半の農産…1321
 木綿織と砂糖製造…1324
 各種産業組合…1326
2 農民層分解と地主制の展開   1326
 明治初年の土地所有状況…1326
 徳大豆収納権の消滅…1329
 赤畑村の地主・小作関係…1330
 小作料引上げと地主権の強化…1333
 日置荘太田家の地主経営…1337
 新田地主児山家…1339
 永小作権をめぐる問題…1342
 備荒儲蓄金と地主制…1343
 農村不況と窮民救助…1344
 地租条例と小作率の変化…1346

 
第四章 明治後期の堺周辺農村   1349
 
 第一節 明治後期の政治・行政   1350
1 町村制の施行   1350
 新市域内の行政村…1350
 村会議員と村長の選出…1355
 基本財産蓄積…1357
 村財政…1360
 町村組合…1362
 水利組合と土木工事…1363
 行政村と大字…1367
 明治二〇年代の村分合…1370
2 郡政・府政・国政と日清・日露戦役   1371
 郡制と郡会…1371
 新市域選出の府会議員…1374
 帝国議会と大井憲太郎…1375
 貴族院多額納税議員…1380
 日清・日露戦争と新市域…1380

 
 第二節 産業の発展と地主制   1383
1 農業生産の推移と農事改良   1383
 大阪府農事調査…1383
 明治後期の主要農産…1386
 各種産業組合…1389
 新田葉煙草改良…1390
 農業経営の推移…1393
 農家経営の二事例…1395
 共同苗代・耕地整理…1397
2 農村内の商工業と地主制   1400
 農村の定期市と地主銀行…1400
 農村工業の変化…1402
 明治後期の工場…1404
 農民層の分解と大地主…1405
 外山家の地主経営…1406
 地価修正運動…1409
 小作料と小作慣行…1410
 永小作権の設定…1412
3 沿岸漁業   1414
 下石津の漁業…1414
4 鉄道敷設と戸口の増加   1417
 阪堺鉄道の敷設と延長…1417
 高野鉄道の敷設…1419
 その他の鉄道建設計画…1420
 人口の増加…1422

 
第五章 社寺・学校の再編成と農村生活   1425
 
 第一節 社寺の再編と農村の生活   1426
1 神仏分離と民衆教化   1426
 神仏分離…1426
 廃寺統合…1429
 座・講の廃止政策…1431
 神社の整備と皇国思想の教化…1435
2 神社合祀と農村生活   1438
 神社合祀…1438
 日置荘村の合祀経過…1440
 大鳥神社祭神問題と各地の祭礼…1443
 明治末年の社寺の活動…1444
 青年会・婦人会・在郷軍人会…1445
 農事慣行…1447

 
 第二節 小学校令下の学校教育   1449
1 簡易科から尋常・高等科へ   1449
 簡易小学校の教育…1449
 簡易科の廃止と一村一校主義…1451
 教授内容の統制…1452
 小学校令改正と就学率の向上…1454
 日露戦争後の小学校…1458
2 義務教育の延長と中等教育   1460
 義務教育年限の延長…1460
 皇民教育と校舎増築…1462
 実業教育と中等学校…1464

 
 第三節 災害と防疫   1465
明治一八年の大水害…1465
伝染病の流行と予防…1467

 
第六章 第一次世界大戦中・戦後の新市域   1471
 
 第一節 都市近郊化と交通・産業   1472
1 都市近郊化のはじまり   1472
 人口の増加…1472
 交通の発達…1475
2 大戦前後の産業   1476
 大戦ブームとその余波…1476
 戦後恐慌とその後の慢性不況…1477
 農業問題…1480
 大正期の漁業…1481

 
 第二節 行政と教育   1484
1 町制施行・郡制廃止   1484
 行財政問題…1484
 鳳町制施行…1485
 浜寺町制五年…1486
 堺市都市計画…1487
 郡制廃止…1487
2 中等教育の普及   1489
 中等教育への要望…1489
 鳳中学校新設…1489
 青年訓練所の設置…1492

 
 第三節 民衆運動の勃発   1495
1 米騒動   1495
 米価の高騰…1495
 西百舌鳥村・中百舌鳥村の騒動…1497
2 第一次癩療養所設立反対運動   1500
 癩療養所新設計画…1500
 設置反対運動の展開…1501
 議会での癩療養所問題…1504

 
第七章 不況時代の到来   1505
 
 第一節 近郊の変貌と不況下の産業・生活   1506
1 宅地化の進行と交通の発達   1506
 都市近郊化現象の進行…1506
 阪和電鉄の開通…1509
 民営バス…1511
2 不況下の産業   1513
 不況と産業…1513
 金融恐慌と織物業…1514
 恐慌の深化…1516
 農家副業…1518
 電燈争議…1519
3 不況下の住民生活   1522
 失業者の出現…1522
 民衆生活の諸相…1523

 
 第二節 町村の変動と教育の動向   1524
1 財政危機と自治体の動揺   1524
 町村財政の危機…1525
 鳳警察署の浜寺移転問題…1526
 自治体紛擾…1527
 町村合併論…1531
 浜寺町水道問題―その一―…1533
 鳳町の田園都市建設計画…1535
 町首長らのみた浜寺・鳳町…1535
2 不況下の教育   1537
 小学校教員の減俸問題…1537
 小学校合併説…1540
 教育界の話題…1541
 千種小学校建築問題…1542

 
 第三節 民衆運動の発展   1544
1 住民運動   1544
 第二次癩療養所設立反対運動…1544
 日本揮発油会社設置反対運動…1546
 行政当局の動き…1548
2 小作争議   1550
 金岡村…1550
 踞尾村…1550
 神石村…1551
 北八下村…1552
 東陶器村…1553
 東百舌鳥村…1554
 北上神村…1555
 耕地整理組合の紛擾…1556
3 労働争議   1556
 労働者の状態…1556
 下石津の晒工場争議…1557
 錦華紡績工場の不穏…1558
 日本煉瓦鳳分工場の紛糾…1559
 大鳥織布会社争議…1559

 
第八章 「非常時」のはじまり   1563
 
 第一節 満州事変前後の社会生活   1564
1 不況の克服   1564
 都市近郊化の深化…1564
 満州事変の勃発…1566
 不況の克服…1567
 インフレと民衆生活…1570
2 地方公共団体の動き   1572
 町村財政の立直り…1572
 鳳町の紛糾…1573
 失業救済事業…1577
 堺塵芥焼却場問題…1578
 七町村組合立伝染病院…1579
 浜寺町の水道計画―その二―…1580
 合併問題…1581
 浜寺町の町制施行二〇年…1583
 堺市都市計画と隣接町村…1584
 選挙粛正運動…1586
3 農村不況と教育・文化   1588
 農村不況と社会教育の強化…1588
 福泉町の学校紛糾…1588
 新聞・雑誌の講読状況…1591
 遊園地としての浜寺…1591

 
 第二節 関西地方大風水害   1595
1 風水害の連続   1595
 昭和八年水害…1595
 関西地方大風水害(室戸台風)…1596
 昭和一〇年水害…1599
2 沿岸漁業の状態   1602
 網元と室戸台風の被害…1602
 出稼ぎ漁夫…1605
 漁船の動力化の停滞…1606

 
 第三節 陸軍特別大演習と近畿防空演習   1609
陸軍特別大演習…1609
近畿防空演習…1610

 
第九章 戦時体制下の新市域   1613
 
 第一節 戦時体制下町村の生活   1614
1 産業と民衆生活   1614
 軍需産業への転換…1614
 南八下村の国民健康保険…1615
2 町村の行財政と組織   1617
 戦時色の行政…1617
 戦時下の町村財政…1617
 統制と翼賛…1621
 愛国勤労奉仕団…1622
 軍事援護相談所…1623
 銃後奉公会…1623
 大政翼賛会の成立…1624
 町内会・部落会・隣組…1625
 国民義勇隊…1627
 地方事務所の設置…1628

 
 第二節 堺市との合併問題   1628
合併気運の醸成…1628
 町村と住民の対応…1629
 浜寺ほか五町村合併…1631

 
第十章 戦後の新市域   1635
 
 第一節 農地改革   1636
寄生地主制の解体…1636
 日置荘村の農地改革…1638

 
 第二節 新自治体の誕生   1640
地方財政の改革…1640
 地方制度の改革…1646
 警察制度の改正…1647
 教育委員会制度の発足…1649

 
 第三節 新教育の発足   1650
超国家主義思想の排除…1650
 六・三制の発足…1651
 新制中学校設立問題…1652
 戦後の学校経営…1653
 泉北郡における教育週間…1655

 
 第四節 堺市への合併   1656
堺市隣接町村合併問題…1656
 登美丘町・泉ケ丘町の発足…1658
 日置荘町の堺市との合併…1660
 両八下村の堺市との合併…1662

図・表・写真目次…1~20