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目次
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第二編 先史の札幌
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第三章 縄文時代
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第一節 早期・前期
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二 遺構
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竪穴住居跡
◇第一号竪穴住居跡
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長径四・七三メートル、短径三・七三メートルの隅丸長方形を呈する。壁高は最高部で一八センチメートル程である。床面中央に住居跡の長軸に沿って、一・九八×一・〇六メートルの不整長方形の掘り込んだ炉跡がある。壁沿いの床面には直径二〇~三〇センチメートルの柱穴が八本程めぐり、また住居跡外の周囲にもこの竪穴住居跡に関連すると考えられる柱穴が六本並ぶ。