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◇第一号竪穴住居跡状遺構

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 長径三・三五メートル、短径二・三六メートルの楕円形を呈し、壁高は深く七七センチメートル程ある。床面上には、広い範囲で焼土、灰、炭化物(木炭、堅果類、種子等)が分布し、土器、石器の出土も非常に多かった。南側の床面には直径一〇センチメートル程の柱穴が壁沿いに四本ある。一度廃棄されたのちに再度使用された痕跡を有しており、この竪穴を埋没させた覆土層の途中に焼土、土器、石器等が面をなし入り込んでいた。