ビューア該当ページ
目次
/
第二編 先史の札幌
/
第三章 縄文時代
/
第二節 中期
/
一 遺跡の分布
/
野幌・月寒丘陵
◇平岸天神山遺跡(T七一遺跡、豊平区平岸一条一六丁目)
197 ~ 197 / 1039ページ
天神山と通称される月寒丘陵に接した標高約九〇メートルの独立丘陵およびその周辺に広がる遺跡で、平岸坊主山遺跡と同様に古くから知られていた遺跡である。早くから開発が行われ、正式な発掘調査は行われていないが、縄文中期後半の標式型式である天神山式土器の名前は、本遺跡の資料をもとに命名されている。