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◇平岸天神山遺跡(T七一遺跡、豊平区平岸一条一六丁目)

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 天神山と通称される月寒丘陵に接した標高約九〇メートルの独立丘陵およびその周辺に広がる遺跡で、平岸坊主山遺跡と同様に古くから知られていた遺跡である。早くから開発が行われ、正式な発掘調査は行われていないが、縄文中期後半の標式型式である天神山式土器の名前は、本遺跡の資料をもとに命名されている。