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目次
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第二編 先史の札幌
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第四章 続縄文時代
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第二節 遺跡の分布
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発寒川扇状地の遺跡
◇N一九九遺跡(西区西野五条一〇丁目)
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「後北C
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・D式土器」の土壙墓が、一九個検出されている。
壙底面に土器・石器等を副葬した例は非常に少なく三例より無い。ほとんどのピットは壙底面に大型の礫を数個から十数個入れるのみであった。
この他N一八遺跡(西区発寒一〇条四丁目)、N四五三遺跡(西区西野二条七丁目)、N一七八遺跡(西区西野二条二丁目)、N一七九遺跡(西区西野二条三丁目)にて恵山式土器・後北式土器が、試掘調査、分布調査において発見されている。