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目次
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第五編 札幌本府の形成
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第三章 殖産興業の扶植
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第三節 官営工場の設営
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三 物産局管理工場
製革所
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八年八月同じ北一条東一丁目に
製革所
を設け、職工十余人を雇って製革の事業を始めた。器械も十分整備されず技術も未熟で、鞣皮(なめしがわ)の品質が悪かった。試みに東京へ送って販売してみたが、安くて原価の何分の一にもならなかった。そのため十一年四月、器械並びに附属具は函館
製革所
へ送って、札幌の
製革所
を閉鎖した。