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札幌駅の乗客数と貨物

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 明治三十三年(一九〇〇)三月中の札幌停車場の乗客数は、乗客二万八七〇人、その内炭礦鉄道会社線一万九二六七人、官設鉄道炭礦鉄道連絡線一六〇三人、下車人員は一万九五七一人、その内炭礦会社線一万八三一二人、官設鉄道炭礦鉄道連絡線一二五九人であった(道毎日 明33・4・7)。四十一年には乗客分は三八万八七三八人、降客分三七万五二二八人、貨物積出分九万六四一六トン、積込分一七万五八三九トン、乗客運賃二六万九〇五五円、貨物運賃一一万二三〇二円となる(札幌区統計 明43刊)。大正十年の乗客は、札幌駅一〇六万七四三六人、苗穂駅七万五七〇四人、降客札幌駅一〇七万〇〇〇二人、苗穂駅七万四六二八人、人員運賃札幌駅一三六九万九二〇二円、苗穂駅四万五二七一円である。同年の貨物は発送分札幌駅一二万四八一五トン、苗穂駅七万一七三七トン、到着分札幌駅三二万七六六九トン、苗穂駅一一万三一八九トン、貨物運賃は札幌駅五六万六九八一円、苗穂駅三二万九二二七円となっている(札幌市統計一班 大11刊)。