ビューア該当ページ
目次
/
第七編 近代都市札幌の形成
/
第五章 交通・通信の近代化
/
第一節 輸送機関の整備と近代化
/
四 輸送路の整備と飛行機の登場
札幌茨戸間の運河
388 ~ 388 / 915ページ
札幌茨戸間の輸送は、小樽石狩を経て札幌への物資輸送路として常に重要な位置付けを与えられていた。そのため銭函花畔間と茨戸札幌間の運河を利用した輸送も三十四年まで行われた。その後三十五年二月に札幌郡農会(北タイ 明35・2・22)、三十七年一月に札幌他四郡農会からの札幌茨戸間運河修築の建議が出されている(北タイ 明37・1・29)が、修築し運河として利用している様子は見られない。