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刺繡

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 第一次世界大戦後の大正九年、道庁勧業課では、この刺繡を家庭の主婦の副業として積極的に奨励してゆく方針に出、四月刺繡共励会を発足させた(北タイ 大9・4・6)。やがてフランス刺繡の講習会を何回も開催して多くの女性に受講させ、作品は物産陳列館で展示し、販売の世話まで行った(北タイ 大9・5・19)。