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目次
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第九編 大都市への成長
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第九章 市民の文化と活動
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第一節 文学
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二 短歌
『輪』『氷河期』
851 ~ 851 / 1021ページ
昭和三十一年五月創刊の『輪』の編集発行人は並木凡平門下の土門春雄(筆名三春純)。
相良義重
、
宮田益子
の助言を得ながら発展し、戦後の本道口語短歌壇をもりあげた。三十二年四月から月刊となり三十六年三月までの五年間、毎月発行したのは本道歌壇にあっては『輪』のみであった。『
氷河期
』は三十二年十月の創刊で、発行人は
細井剛
。短歌の方法論的改革を試みようとし、
加藤多一
、
坪川美智子
、
溝延勲
、
鶯笛真久
らが執筆した。昭和三十三年まで三号を出して休刊した。