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『輪』『氷河期』

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 昭和三十一年五月創刊の『輪』の編集発行人は並木凡平門下の土門春雄(筆名三春純)。相良義重宮田益子の助言を得ながら発展し、戦後の本道口語短歌壇をもりあげた。三十二年四月から月刊となり三十六年三月までの五年間、毎月発行したのは本道歌壇にあっては『輪』のみであった。『氷河期』は三十二年十月の創刊で、発行人は細井剛。短歌の方法論的改革を試みようとし、加藤多一坪川美智子溝延勲鶯笛真久らが執筆した。昭和三十三年まで三号を出して休刊した。