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『礫(つぶて)』と北光星

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 昭和三十一年一月、厳しい風土に根ざした開拓精神をもって生活を基盤とした抒情を開花させることを目的に、北光星を中心に鈴木光彦、高橋庄次、中村還一中村耕人、松平幸雄、南利一らによって『礫』が創刊された。田中北斗、宮脇白童子、可葉田可六、池田四郎などの個性的な作品を世に送り、昭和三十年代の北海道俳壇をもりあげて四十年十二月まで三五冊を刊行して終刊した。そのあと『』『道』と誌名を改めて北光星の意志が引き継がれた。