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『象』『広軌』『北の雲』

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 昭和三十八年二月創刊の『象』は、既成の俳句の権威や価値観を乗り越えて自由に内面の秩序を領有すべく創刊され、亀山昭祐、川村豊、相坂郁夫、千葉長樹、中嶋立などが参加した。金子兜太に共感する人たちの集まりであったが四十年八月までに八冊を出して終刊した。『広軌』は四十四年八月の創刊で、高橋貞俊園田夢蒼花、後藤軒太郎、木村敏男、永田耕一郎らが参加して昭和四十年代の道内俳壇に貢献した。誌外協力者として新妻博、島恒人、辻脇系一なども執筆している。『北の雲』は四十六年三月の創刊で編集人は勝又木風雨