ビューア該当ページ
目次
/
第九編 大都市への成長
/
第九章 市民の文化と活動
/
第二節 音楽
/
二 拡充と専門化
吹奏楽にも復興の兆し
868 ~ 868 / 1021ページ
戦前の
北海道吹奏楽連盟
(第一次)が終戦で自然消滅した後、昭和三十年になって、旭川と函館の連盟が推進力となって
北海道吹奏楽連盟
(第二次)が結成された。札幌も翌年参加したが、
札商
、光星、経済(現立命館慶祥)の高校三校が集まっただけで、それぞれの編成も一五人から二〇人程度と小ぢんまりしたものだった。三十一年から始まった吹奏楽コンクールの札幌地区(近隣市町村を含む)大会の参加団体数は、三十九年が五、四十一年と四十二年が一〇、四十四年一九、四十六年一八と、増加傾向にはあったがまだ多くはなかった。