[標題紙]
グラビア
第九回配本にあたって
例言
新札幌市史 第五巻 通史五(下)/総目次
第十編 現代の札幌
序章 現代の札幌
一 昭和から平成へ
政令指定都市の出発
オリンピックの再招致問題
バブル経済の時代
平成の新時代
二 成長都市
増大する人口
人口構成
続く開発
基幹交通体系の変化
都市基盤整備の拡充
三 都市の姿を求めて
国際交流と国際都市
自然保護と緑化推進
都市論と札幌研究の誕生
【主要参考文献・史料】
第一章 転換期の都市政治と行政
第一節 政令指定都市への移行と保守中道市政の成立
一 保革伯仲の市長選挙
四十六年市長選
四十六年市議選
四十六年道知事選と道議選
二 大都市制度の整備
板垣市長の誕生
市政の方針
政令指定都市論議の始まり
区制施行基本構想
三市の運動
区制をめぐる議論
政令指定都市への移行
事務機構改革
タコ足庁舎の解消を目指して
新庁舎建設
大都市財政制度確立運動
三 長期総合計画から新長期総合計画へ
長期総合計画の策定
新長期総合計画へ
新長総第一次五年計画
四 保守中道連合市政の成立
板垣市長の再選
五十年市議選
五十年道知事選と道議選
保守中道連合市政
板垣市長の三選
五十四年市議選
五十四年道知事選と道議選
五 都市施設の整備充実とコミュニティ行政の推進
板垣第一・二期市政の主要事業
新長総第二次五年計画
第三期板垣市政の主要事業
コミュニティ行政の推進
町内会体制の確立
広聴活動の充実
六 公共料金改定問題と市職員昇給延伸問題
地方財政危機と公共料金改定
五十年交通料金改定問題
五十五年公共料金改定問題
市連協から市労連へ
五十一年昇給延伸問題
第二節 新しい都市づくりと行政改革の推進
一 革新共闘の崩壊と板垣長期市政
板垣市長の四選
五十八年市議選
市議会議員定数の削減
五十八年道知事選・道議選
板垣市長の五選
六十二年市議選
六十二年道知事選・道議選
二 行政合理化対策から行政改革の推進へ
みなおし運動
札幌市行政改革大綱の策定
三 新しい基本構想と第三次長期総合計画の策定
新長総第三次五年計画
札幌二一世紀構想
札幌市基本構想
第三次長期総合計画
札幌二一世紀プログラム
第三次長総第一次五年計画
四 新しい都市づくりの取り組み
新しい都市づくり
芸術文化都市づくり
健康都市づくり
国際都市づくり
緑化・都市景観・先端産業育成
イベント行政と経費負担
情報公開制度の導入
板垣市政の二〇年
第三節 保革対立の終焉とパートナーシップ行政への転換
一 保革相乗り市政の成立
桂市長の誕生
三年市議選
三年道知事選・道議選
市議会の対立構図
平和都市宣言の制定
桂市長再選と七年市議選
議員定数の改定
七年道知事選・道議選
二 バブル破綻後の都市経営
躍動都市さっぽろ
第三次長総第二次五年計画
第三次長総第三次五年計画
福祉・除雪対策・リサイクル
大規模施設の整備
分区の実施
区機能の強化
市民による街づくり会議
官官接待問題と情報公開制度
オンブズマン制度の導入
三 第四次長期総合計画と「協働都市」
桂市長三選と十一年市議選
十一年道知事選・道議選
行財政改革の推進
長総の見直しと新しい基本構想
第四次長期総合計画
都市行政から都市経営へ
都市づくりの争点
転換期の桂市政
第四節 市民自治のまちづくりへ
保革相乗り市政の崩壊
十五年市議選とその他の選挙
市民自治が息づくまちづくりへ
新まちづくり計画
市民自治のための市政改革
札幌市の国政選挙
無党派・市民派の時代
第二章 安定成長下の市財政
第一節 市財政の概観
歳入構成
市税
地方交付税交付金
国庫支出金
市債
歳出構成
主要経費の動向
特別会計・企業会計の概観
第二節 各年度予算編成の特徴
石油危機から昭和六十年代まで
バブル崩壊と市財政
長期不況下の予算編成
第三章 総合的な街づくり
第一節 札幌圏都市計画と長期総合計画による街づくり
一 様々な都市計画規制
札幌圏都市計画区域の設定
用途地域の変遷
市街化区域と市街化調整区域の指定
住区計画
地区計画
そのほかの地域地区
二 都市計画と長期総合計画
都市計画と長期総合計画
長期総合計画審議会都市計画専門部会の設置
長期総合計画のなかの都市計画
第二節 市街地の拡大と都市施設の整備
一 市街地の拡大と再開発
厚別副都心の形成
宅地開発と札幌市宅地開発要綱
東部地域などの開発
土地区画整理事業
市街地再開発
都市再開発方針の策定
都心まちづくり計画
二 道路の拡張と舗装
広域交通網の整備・拡充
舗装率の向上と道路整備の進行
三 上水道と下水道の完備をめざして
水道網の拡張と水道の安定供給
下水道の拡充
四 公園、その他の都市施設と防災
公園と緑地の整備
清掃工場とクリーンセンター
火葬場と墓地
都市施設の防災整備
第三節 市内交通の整備と通信
一 市内交通の整備
地下鉄の新路線の開業
地下鉄中心の交通網の形成
冬の交通の維持
二 鉄道の高架化と駅整備
鉄道の高架化
札幌の駅整備
三 空港の整備
丘珠空港の延長
新千歳空港の整備
四 郵便局の増設と通信事業の展開
郵便局の増設
電話の増加と通信事業の展開
第四節 国際交流とイベント
一 国際交流
姉妹・友好都市
北方都市市長会議
さまざまな国際交流と国際交流施設の整備
二 イベント・博覧会
雪まつり
ライラックまつり・夏まつり
YOSAKOIソーラン祭り
その他のイベント
北海道博覧会と世界・食の祭典
さっぽろ花と緑の博覧会
第四章 岐路に立つモノづくり
第一節 概観
一 産業構造の変化
経済のサービス化の進展
政令指定都市における札幌の特質
札幌一極集中
二 札幌における景気変動
時期区分
景気過熱期
低成長期
バブル経済期
平成不況期
第二節 札幌圏の工場立地
一 工場再配置計画
軽工業中心の業種構成
札幌市工業基本計画
新札幌市工業基本計画
二 工業団地の拡大
工業団地の特徴
工業団地造成の曲がり角
三 石狩湾新港と札幌圏工業
石狩湾新港計画
石狩湾新港地区への工場立地
大規模工場の市外移転
第三節 製造業における企業の動向
一 重化学工業
鉄鋼
機械・金属
化学工業
二 食品工業
醸造業・清涼飲料製造業
製パン業
製菓業
乳業
三 出版・印刷業と木工業
出版・印刷業
木工・家具工業
第四節 発展する建設業
一 札幌建設業発展の要因
建築分野
土木分野
二 建設業界の課題
通年施工問題
季節労働者問題
官依存からの脱却
第五節 建設業における企業の動向
一 地元企業の工事実績
企業規模別の特徴
道内大手企業
中小規模企業
本州大手企業のビル建築
二 地下鉄工事の受注
南北線工事
東西線工事
東豊線、東西線延長工事
第六節 現代の農業
一 新しい都市型農業の確立をめざして―農業振興策
変動する農業情勢
農業振興策
地域農政の推進
農業基盤整備
二 札幌市の農業の動向―農業構造と農業生産
農家戸数・農家人口と農業従事者
経営耕地面積
農地の潰廃・転用
農作物作付面積
農業粗生産額
野菜栽培の動向
果樹栽培の動向
花き栽培の動向
稲作の動向
畜産の動向
第七節 林業
戦後林業史の時期区分
森林の現状
林業振興策
国有林の動向
市有林の動向
私有林の動向
林産業の動向
第八節 鉱業
一 豊羽鉱山の新たな発展
日本鉱業株式会社からの分離・独立
探鉱開発状況と高品位鉱脈の発見
採鉱生産体制とコラム浮選機導入
機械化、自動化等の進展と「渡辺賞」受賞
世界一のインジウム鉱山
従業員数推移と鉱災害
鉱山街の変化
二 その他の鉱山
第五章 躍進する第三次産業
第一節 石油危機と「安定」成長下の札幌金融
石油危機と金融の自由化・国際化
札幌の預貸状況と信用保証状況
手形交換高と証券取引状況
社団法人札幌銀行協会と手形交換加盟銀行推移
政府系金融機関等の業況
道内四行の業況
四行の預貸率推移
北海道労働金庫の預貸状況
札幌市内金融機関数の推移
第二節 バブル経済と平成不況下の札幌金融
バブル経済から平成金融恐慌へ
北海道拓殖銀行の破綻と原因
拓銀破綻関連倒産―たくぎん抵当証券倒産など
金融恐慌下の金融再編(札幌手形交換加盟銀行推移)
四行の業種別貸出比率と利鞘の推移等
第三節 「流通戦争」の激化
一 小売業の動向
地下街開業とその影響
都心部における攻防
「流通近代化」への取り組み
郊外大型店と商店街の対立
二 卸売業の動向
卸売業の地位
淘汰と再編
大谷地流通業務団地の整備
中央卸売市場の動向
三 飲食店の動向
ススキノの変貌
ファミリーレストランの台頭
地場外食産業の道外進出
第四節 「第二の流通革命」をむかえて
一 小売店の動向
都心部デパートの盛衰
コンビニエンスストアの増加
商店街と小売市場
複合化と巨大化
情報化・効率化への取り組み
生き残りをかけて
老朽施設の再整備と国際見本市の開催
ススキノと郊外の歓楽街
ファストフードと喫茶店
外食産業の多様化
第五節 サービス業の拡大
一 躍進するサービス業―概観
サービス業の特殊産業分類
事業所数からみた傾向
従業者数からみた傾向
収入金額からみた傾向
二 〝観光さっぽろ〟を支える観光関連産業
第二次ホテルラッシュ
札幌旅館協同組合の大型ホテル建設反対運動
通年観光とリゾート開発
「国際会議観光都市」の認定
三 多様化する娯楽産業
パチンコホールの大規模化
場外馬券売り場問題
複合娯楽施設・アミューズメントビルの誕生
第六節 ニューサービスの台頭
一 都市型生活サービスの創出
生活関連サービス業の多様化
公衆浴場業の減少
立体駐車場からコイン駐車場へ
レンタル業の躍進
その他の都市型生活サービス
二 事業所関連サービス業の増大
低成長期における拡大
リース業
人材派遣業
三 シルバービジネスの展開
公共サービスへの民間資本の参入
在宅介護サービスのはじまり
介護サービスの拡大
シルバービジネスの進展 〈介護用品販売〉
〈給食の受託サービス〉
〈情報通信サービス〉
第七節 情報化の胎動
一 新聞・放送事業
〈新聞事業〉北海道新聞社の情報化への対応
北海タイムス社の経営危機
『北海タイムス』の廃刊
『フロンティアタイムス』の創刊
〈放送事業〉道内民放五局時代へ
FMリスナーの増加とコミュニティーFMの開局
都市型CATVの放送開始
二 通信新時代の到来
移動体通信事業の幕開け―ポケットベル
自動車電話から携帯電話へ
PHS(簡易型携帯電話)
三 情報処理産業
札幌市ベンチャーランド構想
札幌テクノパークの建設
第二期テクノパーク事業
札幌ハイテクヒル真栄
アートヴィレッジの造成
「サッポロバレー」の誕生
第八節 エネルギー産業
一 電力事業
石油危機と北海道電力(株)
北本連系構想とその実現
札幌圏における電力需要の増大
電力の自由化と北電の対応
二 ガス事業
石油危機と北ガスの経営体制
ガス供給・需要の状況
天然ガスへの転換
第六章 社会状況の変化と新たな運動の展開
第一節 社会運動の多様化
一 反安保体制の解体と社会運動
沖縄返還と反安保体制の終焉
ベトナム戦争終結と長沼ナイキ訴訟判決
青年・学生運動の混迷と北海道庁爆破事件
二 多様化する社会・市民運動
原水禁、護憲・反戦平和運動
原発建設反対運動と運転差し止め訴訟
北方領土返還要求運動
在日韓国人・朝鮮人と人権問題
解放運動犠牲者追悼と歴史掘りおこし運動
広範な市民運動の展開
第二節 高度成長期以降の労働運動
一 経済闘争とスト権奪還、反合理化闘争
狂乱物価と賃上げ闘争
公労協のスト権奪還闘争
官公労組合争議の激化
企業の合理化と紛争議の多発
行政改革の浮上と市バス路線委譲問題
二 低成長期の労働運動
春闘見直し論とストなし春闘
行政改革の急展開と運動の流動化
国鉄解体と分割・民営化問題
変貌する春闘と賃金上昇率の低下
労働時間短縮と週休二日制の普及
第三節 勤労者の増大と組織問題
一 労働事情と勤労者意識の変化
雇用労働者の札幌圏一極集中
女性労働者の増加と勤労者の多様化
賃金及び消費支出の拡大と勤労者意識
ゆれる中流階級意識
二 労働者の組織問題
動力車札幌地本分裂と全動労の結成
労働戦線統一問題と連合北海道及び道労連の成立
札幌地区労働組合連合体組織の再編
労働組合組織率の推移と組織化対策
第四節 女性問題の高揚と活動
一 国際婦人年と女性政策
国連と政府の取り組み
札幌市女性行政の始まり
婦人文化センターから男女共同参画センターへ
札幌市の「女性計画」
「世界女性会議」への参加
二 各種団体の動向と新しい団体の結成
すすむ国際化、多様化
健全な「家庭づくり」を中心に
「いのち」「くらし」を守る活動を続けて
リブからフェミニズムへ
第五節 女性労働の変化と法的対応
一 職場の変化と均等法
変わる労働
パート一一〇番
男女雇用機会均等法成立まで
均等法への対応
二 共同参画基本法の時代へ
政治への新しい参画
育休法・均等法等の改正
『男女共同参画さっぽろプラン』
第六節 女性と人権
一 女性保護事業の変貌
「婦人保護事業」の経過
未成年者保護
婦人相談窓口からみた相談内容の変貌
二 暴力のない生活環境を目指して
家庭内暴力の顕在化と「女のスペース・おん」の設立
セクシュアル・ハラスメント対策
民間「駆け込みシェルター」の開設
札幌市の「家庭内暴力」への取り組みと対策関係機関会議
札幌市緊急一時保護施設の開設
第七節 アイヌ民族の諸権利の回復を求めて
一 北海道ウタリ協会札幌支部結成から「民族の復権」へ
札幌支部結成
「全国アイヌ語る会」
札幌市在住「ウタリ実態調査」の意図
札幌市生活館
職業相談員
生活相談員
教育相談員
民族の歴史と文化を学ぶ
二 民族復権運動
アイヌ新法制定へ始動
民族教育とアイヌ史編纂
市立学校教員アンケート調査
「単一民族国家」発言と抗議運動
札幌市議会への陳情運動
政府への要請と新法制定総決起集会
三 「国際先住民年」から「アイヌ文化振興法」の制定へ
「国際先住民年」
アイヌ新法制定を目指して
アイヌ文化の継承・保存を求めて
第七章 市民生活の諸相と保健・福祉
第一節 消費生活の変容と消費者運動
一 オイルショックと低成長期の市民生活
第一次オイルショックとパニック現象
札幌市生活物資対策部の新設
札幌市消費生活安定条例の制定
物価の変遷と勤労者世帯の家計調査
灯油価格の変遷と共同購入の動向
二 消費者保護行政の拡充と消費者運動
消費者センターの開設と消費者保護
消費者運動の変遷
三 バブル経済期とバブル崩壊後の市民生活
バブル経済と住宅建設
物価の安定・消費税導入・「平成米騒動」
札幌市消費生活条例の制定
「北海道価格」の解消へ向けて
第二節 公害と環境問題
一 ごみの無料化からごみの資源化へ
ごみ収集の無料化と総合分別収集
ごみの減量化とごみ・清掃の普及啓発活動
産業廃棄物の処理とリサイクル
二 公害対策から環境政策へ
公害対策
車粉公害の推移
環境政策へ
啓発活動
三 環境保全と市民運動
三角山採石問題と市の買い上げ
札幌冬季オリンピック大会とスキー場などの復元
カムバック・サーモンと環境保全運動の多様化
レッドデータ・リスト
第三節 保健衛生の推進
一 保健衛生行政と関係団体活動のあらまし
保健衛生行政の変遷と基本目的
衛生研究所と保健衛生の関係団体活動
二 各種感染症の変遷と対策
結核の減少と再流行
予防接種法などの改正
伝染病予防法の廃止と感染症新法の施行
札幌の感染症の変遷と国際化
【コレラと赤痢】
【ポリオ】
【インフルエンザ】
【食中毒】
【病原性大腸菌O一五七(オーイチゴーナナ)など】
【手足口病】
【エキノコックス症】
第四節 医療と疾病の変容
一 医療機関の札幌一極集中と諸相
医療機関の札幌一極集中化
医療従事者の集中と社会問題
市立札幌病院の移転と諸体制の拡充
市医師会の活動と夜間急病センター
北海道看護協会の誕生と活動
二 疾病の変容とサポート活動
死因別の変容と平均寿命
難病対策と難病連
スモンと北海道訴訟
北海道薬害エイズ訴訟とエイズ対策
らい予防法廃止と「人間性の回復」
ホームレスと疾病
第五節 社会福祉の充実
一 福祉行政のあらまし
福祉行政の機構と姿勢
福祉計画
二 生活保護及び低所得世帯等援護
生活保護状況の推移
扶助別状況
三 児童福祉・少年健全育成
児童福祉施設
各種手当て・給付事業
母子家庭・寡婦福祉事業
保育事業
多様化する保育需要への対応
児童相談所及び家庭児童相談室
四 障がい者福祉
(一) 身体障がい者
各種手帳・相談事業
各種サービス・経済的援護
社会復帰・社会参加事業
(二) 知的障がい者
(三) 精神障がい者
精神保健・医療
社会適応・復帰対策
(四) 心身障がい児保健福祉
心身障がい児施策
施設福祉
第六節 高齢化社会と福祉
一 高齢者福祉事業
高齢化の進展
高齢福祉関連事業のあらまし
二 在宅福祉
ねたきりの高齢者対策
ひとり暮らし
生きがい・住宅対策
三 施設福祉対策
養護老人ホーム
特別養護老人ホーム
軽費老人ホーム
老人福祉センター
四 高齢者医療対策
老人医療費助成事業
老人保健法による医療
五 介護保険制度の開始
介護保険制度への道
介護認定作業から実施へ
第七節 勤労青少年の労働環境と諸相
一 戦後の勤労青少年
年少労働者保護の開始
市内中学卒年少者の労働環境
二 高度成長期から低成長期およびバブル期の勤労青少年
若年労働力の不足
若年労働者の札幌集中
勤労青少年ホームの建設と健全育成施策
マイカー四割・青少年の生活実態調査
低成長期の就職と初任給の推移
バブル経済反映期と平成不況期の就職状況
第八章 現代の教育
第一節 現場の教師・子どもと教育行政
一 「荒れる」学校と「苦悩する」教師
新設校でのY教師
主任制闘争
教員の研究実践活動
中学校での非行激化
非行防止対策
体罰・校則と児童の権利条約
指導要録の開示
二 子どもの「心」の問題
いじめ問題
登校拒否(不登校)
君が代・日の丸の斉唱・掲揚
学校週五日制と「ゆとり」
第二節 小・中学校の教育
一 小・中学校の配置
市域の小・中学校配置の特徴
周辺部の中学校の新設―北区を事例として
北区の誕生
プレハブ教室の解消
中学校生徒数のピークから生徒数減へ
二 「小さい学校」と都市化の教育問題
「小さい学校」の教育
都市化のなかでの「小さい学校」
特認校の教育
都市としての札幌市の教育課題―公害教育・安全教育
性教育
視聴覚教育から情報教育へ
環境教育
三 地域の教育要求と学校
市議会への陳情・請願
地域婦人会開設の学童保育所
留守家庭児童会事業の開始と共同学童保育所の創設
児童健全育成事業の一環として
「放課後児童育成事業」の法制化
完全給食への足取りと給食費
学校給食の安全性とそばアレルギー事故
米飯給食と今後の学校給食
第三節 高等学校・大学・専門学校の教育
一 高等学校の教育
高校「準義務化」の時代
二一中学区制の施行
五二中学区制への移行
第二次ベビーブーム世代の高校入学
定時制高等学校の役割変化と有朋高等学校の単位制高校化
ピーク以後の学級削減
札幌市域の五分割化
二六中学区制へ
私立小・中・高等学校の動向
二 大学
私立大学・短期大学の拡大
国立大学の動向
共通一次試験とセンター入試
大学「改革」の時代へ
札幌市立大学の設置へ
三 高等専門学校と各種・専修学校
札幌市における高等専門学校成立前史
誘致の断念と専科大学構想
市立高等専門学校の設置と教育
各種学校・専修学校
第四節 幼稚園・障がい児教育
一 幼稚園の教育
占領下の幼児教育
私立幼稚園の拡大
仲よし子ども館の設置
手稲西幼稚園の教育
市立幼稚園設置の運動と「一区一幼稚園体制」の確立
私立幼稚園への助成問題
幼児教育の「定着」と就園率の頭打ち
仲よし子ども館の閉鎖
二 障がい児教育
盲・聾学校の義務化
北海道札幌聾学校の教育
養護学校義務化の遅れと「特殊学級」の設置
障がいをもつ子どものための学校の設置
さまざまな「特殊学級」の設置
養護学校の義務化と高等部の設置
軽度障がい児の教育の充実
第五節 社会教育の新展開―生涯学習時代の幕開け―
一 都市型社会教育の新展開
社会教育の展開条件
成人教育の広がり
女性(婦人)教育
家庭教育
高齢者教育
PTA
二 民間の社会教育活動
民間カルチャーセンター・大学公開講座の開設状況
地方自治土曜講座
中小企業の社員教育
さっぽろ子育てネットワーク
民間教育研究活動
NPO活動
三 社会教育施設の拡充
月寒公民館
図書館
児童会館
教育文化会館
サッポロさとらんど(札幌市農業体験交流施設)
四 社会教育から生涯学習への転回
生涯学習への転回
生涯学習総合センター=総合的生涯学習施設の拠点
札幌市リカレント講座とさっぽろ市民カレッジ
第六節 市民スポーツの展開
一 ポスト冬季オリンピックと市民スポーツ
都市化と市民スポーツ
保健体育審議会答申とスポーツ・フォー・オール
二 「健康都市さっぽろ」と社会体育事業の推進
健康都市さっぽろ
社会体育施設の充実~一区一体育館と温水プール~
スポーツ振興審議会
体育指導員の活動
(財)札幌市スポーツ振興事業団の設立
三 市民スポーツ活動の広がり
(財)札幌市体育協会
スポーツ少年団の活動
体育振興会とコミュニティ・スポーツの推進
四 都市における文化享受としてのスポーツ
オリンピックの遺産と冬季スポーツの振興
札幌ドームとサッカーW杯の開催
多様化、多元化するスポーツ
第九章 芸術・文化の拡がり
第一節 芸術文化
一 文学
文学賞受賞者の簇出
市民と文学との出会い
カルチャー教室の隆盛
同人誌・結社誌の旺盛な活動
学都・札幌の人材を活かして
評論大国・北海道を支えて
ジャンルの越境と朗読パフォーマンス
女性たちが担い手に
『北方文芸』の終刊
巨星たち逝く
二一世紀に向けて
二 音楽
札響の発展
合唱
オペラは道二期会を中心に
隆盛の吹奏楽
アマチュア・オーケストラの誕生相次ぐ
マンドリン、ギターとハーモニカ
外来アーティスト相次ぐ
演奏の場の広がり
PMF始まる
若手音楽家の輩出
三 美術
四つの公募団体展
活発化するグループ展
新たな座標軸を形成した美術館
国際交流の動き
街に広がる彫刻美術
美術情報の蓄積と発信
四 演劇
(一) 四十年代後半から五十年代の特徴
創作劇づくり、活発に
小劇場空間、増える
演劇関係書籍の出版
(二) プロデュース公演、始動
プロデュース公演
本多小劇場と演劇鑑賞会
そのほかの動き
(三) 劇場と芝居づくり
民間の劇場
公立の劇場
(四) 民間と行政との協働
二つの財団設立
劇作家大会と舞台塾
注目の演劇動向
五 映画
自主上映団体の結集
「映画復調」とミニシアター・ブーム
シアターキノと若手映像作家たち
国際映画祭に向けて
映画館再編成とシネコンの時代
第二節 文化施設・行政と文化団体
一 文化施設
札幌市教育文化会館
市内の文化施設
北海道開拓記念館と北海道開拓の村
美術館
札幌芸術の森
博物館施設
科学館施設
道立文学館と道立文書館
二 文化行政と文化団体
市民芸術祭と芸術文化振興
PMFと札幌コンサートホール
文化行政と財団の設置
文化団体
第三節 文化財と郷土資料館・郷土史
一 文化財
新琴似屯田兵中隊本部・旧黒岩家住宅
丘珠獅子舞と無形文化財
史跡・有形文化財
道指定文化財―琴似屯田兵屋・旧永山武四郎邸
国指定文化財
時計台・豊平館
建造物の保存
埋蔵文化財調査と保存
二 郷土資料館と郷土史
郷土資料館
郷土史の編纂
第十章 現代の宗教
第一節 神社と寺院
一 北海道神宮
鎮座一〇〇年を迎えた社頭
本殿放火と復興の歩み
七〇万人が訪れる北海道神宮の初詣
地域に根づく鎮守社の初詣
二 市内神社と札幌祭り
市内の神社
神社の記念事業
諸社の動向
札幌まつり
神輿渡御
山車行列と露店
三 寺院の増加と「都市開教」
寺院数の増加
寺院の転入
「都市開教」
四 教区事業と開教史・寺史の編纂
大谷・本願寺派と札幌別院
教団史の編纂
寺史の編纂
第二節 大都市のキリスト教宣教
一 一九七〇年代以降のキリスト教界
七〇年紛争とキリスト教
キリスト教の社会的関与
カトリックの改革と教会一致運動
キリスト教界の教勢と新たな構図
二 札幌の教勢
教会と教会員数
教会設立の動向
極周辺部と市内中央部への拡大
三 宣教の共同と多様化
宣教の共同
伝道機会の変化
靖国問題をめぐって
平和といのちと人権の取り組み
二一世紀において
第三節 新宗教
一 天理教と神道系諸教会
天理教の教会数
天理教の動向
諸教団の教会
二 大教団の動向
創価学会
立正佼成会・PL教団・生長の家
三 新教団の進出
単立の施設
第四節 現代の民間信仰
一 水子と愛玩動物の供養
薄野娼妓並水子哀悼碑と水子供養
愛玩動物の多様化と永代供養
二 招福祈願
札幌の七福神めぐり
招き猫と幸福グッズ
多様化する絵馬
図版・写真・表組一覧
刊行の趣旨(昭和五十六年九月十八日)
編集後記
◇執筆担当 章・節一覧
◇巻構成(*は既刊)
[奥付]