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新まちづくり計画

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 「さっぽろ元気プラン」を樹立するために、現行の第四次長総第一次五年計画(十二~十六年)を衣替えし、三年間の「札幌新まちづくり計画」(ビジョン編、重点事業編)を策定することとされた。まずビジョン編を作成する札幌新まちづくり計画市民会議が十五年十一月六日に設置された。公募八名を含む二四名の委員からなる同会議は、経済・雇用、共生・地域づくり、環境・都市機能、文化・人づくりの四分科会で審議を行い、十六年五月、「札幌新まちづくり計画に関する提言」を提出した。
 この提言を受けて、十六年五月、札幌市は「札幌新まちづくり計画 ビジョン編」を策定した。これからのまちづくりに大切な視点を①市民自治の推進、②さっぽろブランドの創出・継承、③持続発展が可能な都市の実現、④安心・安全なまちづくり、⑤市民活力の向上、の五つとし、施策の展開方針として①市民との協働推進、②適切な規制と緩和、③既存ストックの有効活用、④広域的連携の推進、の四つを設定した。まちづくりの基本目標には①元気な経済が生まれ、安心して働ける街さっぽろ、②健やかに暮らせる共生の街さっぽろ、③世界に誇れる環境の街さっぽろ、④芸術・文化、スポーツを発進する街さっぽろ、⑤ゆたかな心と創造性あふれる人を育む街さっぽろ、の五つを掲げた(札幌新まちづくり計画 ビジョン編)。